ホームページ制作会社を選ぶ時は、何に気を付けて選べば良いのでしょうか?
デザインが好みであることや料金以外にも、実は大事なポイントがあります。
今回から、制作会社を選ぶ時に、ぜひ気を付けていただきたいことを連載で書いていきたいと思います。
ドメイン、サーバーって何?
ホームページを公開するためには、ドメイン、サーバーが必要です。ドメインとはURLのこと、サーバーとはホームページを設置するパソコンのことです。
googleなどの検索結果の順位を決めるホームページのランクの情報は、ドメインに紐づいた形でgooleが保持しています。
ホームページに適切に検索対策(SEO対策)を施して土台を作った上で、ホームページの更新を続けていくと、このランクは上がっていき、検索結果の順位は少しづつ上がっていきます。
だから、ドメインは財産であり、ずっと大切に育てていくものです。
ドメインの所有者は誰ですか?
実は、このドメインの所有者は、ホームページ制作会社によって異なります。
よくある、「ドメイン、サーバー込み」は、制作会社が代理でドメインの取得を行い、ドメインの所有者が制作会社となっている場合があります。
その場合、お客様はドメインを制作会社から借りているだけです。
サーバーは通常、制作会社が社内に持っているサーバーや外部の業者のレンタルサーバーを使用しています。
そのレンタルサーバーとの契約も制作会社に代理で契約してもらう場合、契約主が制作会社となっている場合があります。
万が一の事態が発生した時のリスク
制作会社と良好な信頼関係を築き、ずっと制作会社にホームページ、サーバーの管理をしてもらっている間は、特に問題はありません。
ただ、万が一、制作会社が倒産したり、依頼した個人事業主のデザイナーさんが死亡したりした場合、ホームページとドメインを失ってしまう可能性があります。
また、ホームページをリニューアルしたいけれど、今度は別の制作会社に依頼してみたいと思った場合、あってはならないことですが、ドメインやレンタルサーバーの契約主変更の手続きが難航する可能性もあります。
まとめ
ドメイン、レンタルサーバーの契約主がご本人であれば、制作会社が倒産しても安心です。
ご自身でドメイン、レンタルサーバーの契約をする際には多少手間がかかりますが、特に難しいことはなく、通常30分はかかりません。
制作会社と契約する前に、ドメインの所有者、レンタルサーバーの契約主は誰になるのか、ご確認くださいね。